おいしいところ2018.03.22
おいしいところ
先日、納品先のスーパーでまたまたおもしろいレポートを発見しました
そのレポートではスーパーで販売されている各品種のいちごの糖度を計ったものでした
新潟県内の農家さんが手掛けた「越後姫」をはじめ県外の「あまおう」「とちおとめ」などの糖度を計り比較しているものでした
結果はほとんどの品種がだいたい11度から高いものでは13度くらい、またはそれ以上
とありました
糖度が高いものは各品種ともやはり大粒のものだそうです
大粒のものは少々値段は張りますが食べると本当に美味しいですよね
「越後姫」を作っている農家として
他の品種のいちごも糖度が高く美味しいですが、「越後姫」は美味しいだけでなく甘い香りが強いのも特徴で本当におすすめです!!
と言っておきます
さてこのブログの題名にある「おいしいところ」ですが
そのスーパーのレポートの中に一粒のいちごで部分的に糖度が違うのか、またどのくらい差があるのかという実験をされていました
つまりいちごの先っちょの部分と残りの部分とを比べてみたようです
結果は
先っちょの部分のほうが 約14度
その他の部分のほうは 約7度
(※一例)
みなさんもいちごを食べたとき
三角形の先っちょのほうが甘いと感じていたかと思いますがこうやって数値として見てみると驚きますね
私がこのレポートを見てふと思ったのが
「おいしいところ」って全体の中でみると少ないんだなぁ
(※いちごの残りの部分が美味しくないという事ではありません)
世の中もそんな感じかな
美味しくて甘いところは少ない
けれども需要は多く、競争率も高い
それを勝ちとったものがその三角形のピラミッドの上部に君臨している
と頭の中で階級ピラミッド図のようなものを想像してしまいました(笑)
でも世の中バランスが大事ですね
最後にいちごに話を戻して終わります
先っちょの甘い部分を食べて、残りは甘さと酸味が程好くあって口のなか全体に広がる香りで美味しさがまとまります
これもバランスですね